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【海外ドラマ感想】新しい生き方を見つけたのはミッジだけじゃない。『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3

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最近、ドラマを観るペースが落ちてたんですよね。

だって気が付いたら師走なんだもん。

「年末までに何とかここまでやっちゃおう!」って、会社のみんなが急に目が覚めたかのように勢いづく時期なんだもん。

私も今年に入って340日ぶりくらいに目が覚めたんでね、年末進行の激烈なスピードに脳も体もついて行けず疲れきっちゃって。

帰宅後に腰を据えてドラマを観るのも体力がいりますからね。

そういうときってコメディーを観るのが一番楽なんですよね。笑うとストレス解消になるって言うし、変に前向きな刺激を受けないし、観ながら寝落ちしても気にならないしね。

そこで選んだのが、今月配信になったAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3

……

いや、ふざけた口きいちゃってすみませんでした、ほんと。

今年の年明けにもシーズン1、2を軽い気持ちで視聴して、意外に骨太な展開に華麗なカウンターパンチを食らってたんだった。

シーズン3も満足の面白さで、殺人的特急年末クソ進行でゾンビ化していた心が潤いを取り戻しました。わーい。

↓『マーベラス・ミセス・メイゼル』はシーズン1〜3まで、Amazonプライムビデオで配信中です。(19年12月現在)

『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3あらすじ

シーズン2でテレビのチャリティー番組に出演し、人気歌手のシャイ・ボールドウィンに気に入られたミッジは、彼の巡業で前座を務めるよう誘われます。

ミッジは結婚まで秒読みだったベンジャミンの元を去り、シャイの巡業に同行することに。

一方、ミッジの元夫ジョールはチャイナタウンに物件を買い、クラブを開く準備に追われていました。

その物件は少々(…いや、実はかなり)ワケありの物件なのですが、そのおかげでジョールは新たな恋を見つけます。

ミッジのパパ、エイブは大学の教職を辞めたため、それまで住んでいた大学所有のアパートを追い出されるはめに。

エイブとローズは意外な人の家に居候することになります。

巡業中のミッジはシャイと交流を深めていき、前座の仕事もうまくいっていたのですが…。

『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3キャストの紹介

ミリアム・メイゼル(ミッジ)/レイチェル・ブロズナハン

裕福なユダヤ人家庭で育つ。ジョールとの間に2人の子供がいる。ジョールの浮気がきっかけで別居中。スタンドアップ・コメディアン(漫談家)。

スージー・マイヤソン/アレックス・ボースタイン

ミッジのコメディアンとしての才能を見つけて開花させた、ミッジのマネージャー。 今シーズンでは、大物コメディアンのソフィー・レノンのマネージャーとしても奮闘する。

ジョール・メイゼル/マイケル・ゼゲン

ミッジの夫。これまで叔父や父の会社で働いていたが、シーズン3ではついに独立し、クラブを開店することに。

エイブ・ワイスマン/トニー・シャルーブ

ミッジの父。大学の教授をしていたが、シーズン3では新聞を発行してみたり、演劇レビューをしてみたりと、別の道を模索中。

ローズ・ワイスマン/マリン・ヒンクル

ミッジの母。ミッジに影響され、自分の人生に疑問を抱き始める。

シャイ・ボールドウィン/リロイ・マクレーン

有名な歌手。ミッジを気に入り、自分のショーの前座にする。

ソフィー・レノン/ジェーン・リンチ

大物コメディアン。スージーをマネージャーにする。

(ちなみにこの女優さん、どこかで見たなー、と思ってたら、クリミナル・マインドのリードのママだった!)

レニー・ブルース/ルーク・カービー

有名なコメディアン。ミッジの才能を認めている。ミッジとちょっといい雰囲気に…

『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3の感想

ミッジがシャイの前座としてツアーに参加するストーリーが軸なんだけど、ジョールやミッジの両親、スージーのストーリーも一緒に展開されていきます。

それぞれの話もしっかり描かれていて、一瞬たりとも飽きることがないんですよ。面白さに隙がない。

例えば、スージーとソフィー・レノンの話や、ミッジの両親の話なんか、ミッジの巡業の話に劣らず、その展開が気になっちゃった。

主人公が出ていないときにも楽しめるのが、このドラマのすごいところですね。

ミッジの新しい仕事

シャイの都合で巡業が一時的に中断することになります。その間、スージーが取ってきたラジオCMの仕事をこなすミッジ。

スージーがどんなCMの仕事をとってきたかと言うと、タバコから生理用品、果ては人種差別主義者で性差別主義者の政治家のCMまで…(ここのくだりが最高!)

このシーンでメタメタにこき下ろされている女性政治家は、フィリス・シュラフリーという実在の人物。

1970年代のアメリカで、男女平等憲法修正案に対して反対キャンペーンを先導していた人です。(男女を平等にする憲法成立に反対していた人ね)

ちなみに、当時のフィリス・シュラフリーが行ったキャンペーンを題材にして、現在、ミニドラマシリーズ"Mrs. America"が制作されているようです。

シュラフリーを演じるのはケイト・ブランシェット。さらにOITNBのウゾ・アドゥーバも政治家役で出演。2020年の放送になるそうです。

さて、大変なわりに儲からないCMの仕事にミッジが辟易してきた頃、巡業が再開するとの知らせが入ります。

立ち上がる女性たち

『マーベラス・ミセス・メイゼル』の時代設定は1950年代後半。

アメリカでは「第二波フェミニズム」と呼ばれる女性解放運動が起こった頃です。

男性社会に女性としての生き方を押し付けられていた女性たちが、その呪縛を解き放つために次々と立ち上がりました。

今シーズンでは、ローズが実家で男性たちの会議から締め出されたり、ミッジが軍の男たちのダンスの相手をさせられたりと、女性が軽視されている様子が描かれていましたよね。

シーズンラストでは、ローズやミッジの親友・イモジェンが、ついに古い価値観から脱却し、自立の第一歩を踏み出します。

それぞれが進み始めた道がどこにつながっていくかはまだ分かりません。でも、こういう展開ってやっぱりワクワクしますよね。大きな可能性や希望を秘めているようで。

周りの男性陣の反応も気になりますね。

早々にシーズン4へ更新!

マーベラスミセスメイゼルはシーズン3をリリースしてすぐに、新シーズン更新のアナウンスがありました。

今回、ビジネスの厳しさを身をもって実感したミッジとスージー。彼女たちがどんな風にこの苦境を乗り越えていくか、次のシーズンの見どころですね。

さて、あと約二週間の年末進行、私もミッジのようにタフに乗り切るぞ〜!!

↓『マーベラス・ミセス・メイゼル』はシーズン1〜3まで、Amazonプライムビデオで配信中です。(19年12月現在)

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