クライム(犯罪) ミステリー・サスペンス 海外ドラマ

海外ドラマ『オザークへようこそ』シーズン2感想/ウェンディの覚醒にしびれる。

投稿日:2018年9月1日 更新日:

楽しみにしてた『オザークへようこそ』シーズン2がNetflixで8月31日に配信されたので、早速一気観。前作よりも、それぞれの登場人物の内面が深掘りされていて、さらに物語に入り込めました。そしてしょっぱなからマーティたちはピンチの連続。息つく間がないほど、毎日、何かの瀬戸際に立たされてましたよね。

『オザークへようこそ』シーズン2・まずはネタバレなしの感想

今シーズンでは、マーティの妻のウェンディが完全に覚醒。シーズン1では、マーティの決断を受けて、それを支えるために行動していた彼女。しかし、カジノ建設にあたって政治家たちと渡り合っていく必要が出てきて、ウェンディの政界での経験や知識が武器になるのです。

毎エピソードごとに見舞われるトラブルや事件はもちろん、夫婦間での価値観や思惑のズレがよく描かれているところも、このシーズンの見どころ。

家族が生き残ること以外には心をやらないマーティ。利用している人たちに対して無礼な態度をするわけではないけれど、決して相手の心を慮ることはありません。

対してウェンディは、マーティ同様、家族を守るためにはなりふり構わない行動をするし、冷徹にもなれるけど、完全に合理的には動けない。相手を思いやってしまうし、同情してしまう。

シーズン2で描かれるこの夫婦の価値観のズレと、夫婦のパワーバランスの変化が、最終的にあの結末につながっていくんですよね。

シーズン1のあの話はどうなった?*軽くネタバレあり

OZARKさん(@ozark)がシェアした投稿 -

さて、ここからは致命的なネタバレはしませんが、シーズン1、2ともに、大まかなストーリーのネタバレが含まれます。

シーズン1のネタバレなし感想はこちら↓

主人公夫妻の度胸と頭の冴えっぷりにハマったクライムサスペンス『オザークへようこそ』

※【9月3日更新】『オザークへようこそ』シーズン2観ました!(一部ネタバレありの感想です)↓ 『オザークへようこそ』シーズン1を紹介 ギャングとかマフィアが絡むバイオレンスな話って苦手なんですけど、そ ...

カルテル幹部デル殺人の代償

案の定、シーズン1で殺されたカルテルの幹部デルの行方を追って、新たなキャラクターが登場。男前なカルテルの弁護士、ヘレン。シーズン2では、彼女の存在感がかなり効いています。

自分が手を汚すことはないけれど、拷問や殺人を冷静に部下へ指示する。デルとはまた違った、インテリ冷徹キャラ。何も言わなくても、佇まいが致命的に怖い。

彼女が画面に現れる度にジョーズのテーマが脳内再生されます。デーデン、デーデン…

ヘレンはデルが殺されたことを知り、マーティーたちにその保障を求めます。しかし、取引の分け前の減額には絶対応じないと言うダーリーン。もうやだ、この人。いつも全部ぶち壊しますよね。言うことやること、井の中の蛙感が半端ないおばちゃん。

さぁ、マーティー、どう切り抜ける?って思ってた矢先、ジェイコブが思わぬ行動に出ました。結局それでその場は収まったんだけど、そんなことで収まるものなのかな…。そこはちょっとご都合主義な気もしたんだけど。ただ、それが遺恨となって、後々ジェイコブの身に返ってくることに。

刑務所にいたルースの父親

刑務所に収監されていたルースの父親は、仮釈放され、ルースたちと一緒に暮らすことに。分かってはいたけど、最低のクズ親父でしたね。ただ、想像してたより小物。極悪非道な犯罪者だと思ってたけど、チンケなもんでした。

ルースも最初の方こそ神経張り詰めて接してたけど、途中からは結構大胆に罵ってましたもん。ルース自身が成長したことによって、父親に対して持っていた畏怖の念が消え、クズ親父の小物っぷりが見えてきたんでしょうね。

カルテルのお金を持ち逃げしたレイチェル

マーティがホテルに隠したカルテルのお金を持ち逃げしたレイチェルは、見事に薬中になっていました。

でもレイチェルには同情しちゃう。シーズン1で、寂れたホテルを経営していたレイチェル。経営難で無気力になっていた彼女ですが、マーティが共同経営者となってホテルが軌道に乗り始めます。

「またこの場所が好きになってきた。今は幸せ。」なんて照れ臭そうに言うレイチェル。

そこでマーティの本来の目的が発覚しちゃうんですよね。レイチェルは違法な取引のために自分が利用されたと知ってしまう。明るい未来に期待を持ってしまったがゆえに、失望感もすさまじかったんでしょうね。マーティのお金を持って逃げたのも、マーティに対する怒りからだと思うんです。

さて、シーズン2である事情からオザークに戻ってきたレイチェルですが、今度は更なる悪夢が待っています。辛い。

マーティを追うFBI捜査官

FBI捜査官のロイは相変わらず気味が悪かったです。以上。

愛すべきスーパーじじ、バディ

マーティたちと暮らしていたバディは、やはり今回も老体に鞭打っていい仕事をしてくれました。裸で湖の周りを散歩していた頃からは想像もつかない活躍っぷり。

バディとウェンディが、スネル家とのトラブルを実力行使で解決しようとするエピソードはとても印象的でした。

最後に

シーズン2の最終話のタイトルは「ゴールドコースト」。

マーティとウェンディはカジノ建設計画が成功したら国外へ逃げるというプランがありました。ウェンディが行きたがっていたのはオーストラリアのゴールドコーストにある小さな街。オザークによく似ている街だそうです。

彼らがゴールドコーストにたどり着けたのか、力尽きたのかは、ぜひシーズン2を観て確かめてください。

シーズン1のネタバレなし感想はこちら↓

主人公夫妻の度胸と頭の冴えっぷりにハマったクライムサスペンス『オザークへようこそ』

※【9月3日更新】『オザークへようこそ』シーズン2観ました!(一部ネタバレありの感想です)↓ 『オザークへようこそ』シーズン1を紹介 ギャングとかマフィアが絡むバイオレンスな話って苦手なんですけど、そ ...

>>他にも海外サスペンス・ミステリードラマの感想を書いています。

記事キーワード

-クライム(犯罪), ミステリー・サスペンス, 海外ドラマ
-,

Copyright© ミステリープール , 2019 All Rights Reserved.