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『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』(Netflix)のネタバレなしあらすじと感想/そこには奮い立つような興奮のフィナーレが待っている

投稿日:2019年2月20日 更新日:

『ロシアン・ドール』というタイトルで、タイムループもので、 Netflixのサムネイルには、驚いた表情の赤毛でもじゃもじゃヘアの女性。

一体、何事?って思いましたよ、初めは。

パッケージだけ見るとB級コメディーのような出で立ちの本作。しかも副題が「謎のタイムループ」ですよ。

さて。

キッチンで料理や洗い物をしながらドラマを観られるように、最近、wailly(ウェイリー)のスマホケースを買ったんですよ。つるっとしたところにくっつくケース。

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家事をしながらだし、軽いドラマを観ようと思って選んだのが、この『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』だったんです。

正直、2、3話くらいまでは惰性で見ていたんですが…

何だろう、この感動、この心地よい余韻は!

もうね、すごく良かったんですよ。今朝、劇中で流れていた音楽を聴きながら出勤したんですけど、感極まって泣きながら歩いてましたもんね。

ナターシャ・リオンが個性的な主人公ナディアを演じています。ナターシャはナディアの心のひだの一つ一つを繊細に演じていて、見ているこちらも彼女の物語にぐっと入り込んでしまいました。

©Netflix

さらにナターシャは主演兼このドラマの制作陣の一人で、実際に脚本の一部も書いているし、最終話のディレクションもしています。「タイムループ」という、ある意味使い古されたアイディアを使って、見事に魂を震わすようなドラマに仕上げています。

これは間違いなく、2019年のマイベストにランクインする傑作!

『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』のあらすじと感想

タイムループの始まり

©Netflix

ナディアの36回目の誕生日に、友人のマキシンが開いてくれたパーティー。ナディアはパーティーで知り合った男性と会場を出て、ナディアの部屋で一夜を共にします。

男性が帰った後、タバコを買いに外へ出るナディア。途中、探していた猫(オートミール)を見つけます。オートミールを捕まえようと駆け出したナディアは、車に轢かれて死んでしまいました。

次に意識が戻ると、ナディアは誕生日パーティー会場のトイレにいました。トイレを出ると、会場ではまたパーティーが行われており、マキシンたちが前回と同じセリフで声をかけてくるのです。

ここからナディアのタイムループが始まりました。

誕生日当日、もしくは翌日、ナディアは様々な要因で死に、死ぬとまたパーティー当日の会場のトイレに戻るのです。

同じタイムループの中で出会うアラン

©Netflix

ナディアがエレベーターに乗ると、エレベーターが緊急停止。さらに、故障したエレベーターはそのまま下に落ちていきます。

パニックに陥るエレベーターの中で冷静を保っていたのは、ナディアと、その隣にいた男性だけ。

なぜそんなに落ち着いているのか、とナディアが尋ねると、「もう何度も死んでいるから」と答える男性。

男性の名はアラン。アランもナディアと同じように、死ぬたびにタイムループを繰り返していました。アランの場合は、恋人にプロポーズする日を繰り返していたのです。

同じタイムループに入り込んでしまったナディアとアラン。二人は協力して、元のタイムラインに戻ろうとその方法や原因を突き止めようとします。

36歳の誕生日

©Netflix

ナディアは幼い頃に母親を亡くしています。ナディアと暮らしていた頃、母親は精神的に不安定となり、育児を放棄していました。そのとき手を差し伸べてくれたのは母親のセラピストのルース。ナディアはルースと暮らし始めます。

母親が若くして亡くなったことで、ナディアは自分が母親を見捨てたからだと、長年自分を責めていました。ナディアのタイムループが始まったのは36歳の誕生日。36歳というのは、ナディアの母親が亡くなった歳です。

母親より長く生きることへの罪悪感が、ナディアを誕生日に留めていたのかも。

変化の兆し

物語後半では、ナディアが幼い頃、母親と過ごした日々が描かれます。ナディアはまともなご飯も与えられず、ただ母親のそばにいることを強いられていました。

タイムループの中、「私が母親を殺したんだ。私がルースと暮らしたいと言ったから母親が死んだんだ。」と言うナディアに、ルースは言います。

「あのときのあなたは、暗闇の中、必死で光を探していた。あなたは、生きたい、という強い思いに溢れていた。それが大事なことなのよ。」と。

このルースの言葉で、ナディアはある決心をします。同じくアランも、これまでとは違う行動に出るのです。

ナディアの誕生日パーティーで流れている曲

第1話でナディアが死んでパーティー会場に戻る度に、軽快なピアノに乗せた陽気なボーカルの曲が流れています。1970年代の曲で、Harry Nilssonの"Gotta Get Up"。"Gotta get up, gotta get out..."というサビがすごくキャッチーで耳に残るんですよ。

「あの頃はこのお楽しみが終わるなんて思っていなかった。歳をとるなんて思っていなかった。だけど、今は、起きないと。外へ出て、家に帰らないと。朝が来る前に。」とHarry Nilssonは歌います。

タイムループからの脱出を応援しているようにも聞こえるけれど、「これまでの生き方を変えなきゃ」というナディアへのメッセージにもとれますよね。

『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』のフィナーレは鳥肌もの

ひたすらタイムループが続く最初の2、3話くらいはピンとこないかもしれませんが、その先には胸に突き刺さるようなビターな物語や、奮い立つような興奮のフィナーレが待っています。特にラストシーンはこれまで観たどんなドラマよりも鮮烈で、美しくて、素晴らしい。

しばらくは頭の中で"Gotta Get Up"が鳴り響いてるだろうし、ラストシーンを思い出しては胸が震えそうです。

『ロシアン・ドール』シーズン2決定!

シーズン2の製作が決定しました!製作陣はシーズン3まで計画しているようですよ。わーい、わーい!!

↓こちらはネタバレありですのでご用心ください!

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