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英ミステリードラマ『シャーロック』の華麗なる暴言集(英語バージョン)

投稿日:2018年5月12日 更新日:

ドラマや映画を観るとき、字幕派ですか?吹替派ですか?私は断然字幕派。特に好きなドラマなら実際はどう話されてるのか気になっちゃって、ネットでスクリプトを探して調べて自己満足に浸っています。

今日は、そんな私がハマりにハマって英語のscriptを読み漁ったイギリスの大ヒットミステリードラマ「シャーロック」より、セリフ原文を紹介しようと思います!

シャーロック(シーズン1-4※2018年5月現在)
放送:2010〜
製作:BBC
出演:
シャーロック・ホームズ:ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ワトソン:マーティン・フリーマン、モリー・フーパー:ルイーズ・ブリーリー
<あらすじ>アーサー・コナン・ドイル原作シャーロック・ホームズを現代版として大胆にリメイク。21世紀のシャーロックは、相棒のワトソンとともに、スマートフォンやWEBを駆使して難解な事件に挑む。

シャーロックの華麗なる暴言集(英語)

さて、エミー賞をはじめ、数々の賞を獲った「シャーロック」は、ストーリーが素晴らしいのは当然のことながら、セリフが秀逸!「サイコパスではなく、High functional sociopath(高機能社会病質者)」と自らを表現する社会性の欠如したシャーロックは、周りの空気を読まず、矢を放つかのように辛辣な言葉を撒き散らします。そんな破壊力抜群なシャーロックの暴言集をお届けします!
※日本語字幕を見ずに書くので、ニュアンスの違いや意訳などがあることはご了承くださいませ。
※scriptの出典:BBCウェブサイト(http://www.bbc.co.uk/writersroom/scripts/sherlock)

シャーロックのソウル・メイト、ジョン・ワトソンへの暴言

相棒でシャーロックの親友、ジョン・ワトソン。アフガニスタン帰りの軍医。自分を常識人だと思っているけれど、実は心の奥底では、常に血が沸き立つような危険な場所で生きたいと欲している人です。シャーロックはこのジョン相手にも、もちろん容赦なし!


ジョン

Why didn’t I think of that?
(なんで気がつかなかったんだろう?)

シャーロック

Because you’re an idiot.
(君が馬鹿だからだよ。)

ジョン

…!

シャーロック

Don’t look like that - practically everyone is.
(気にするな。ほとんどの人間が馬鹿なんだから。)

(シーズン1-1 A Study In Pink「ピンク色の研究」より)

恋する法医学者モリー・フーパーへの暴言

聖バーソロミュー病院(通称バーツ)に勤める法医学者モリー・フーパー。シャイで真面目で、心の優しい小柄な女性。モリーはシャーロックに片思いをしていますが、愛や恋は自分の専門外と言い切るシャーロックは、そんなモリーの気持ちに応えることはありません。

モリーを見れば、シャーロックは誹謗中傷ばかり口にします。しかし本人にしてみれば、思ったことを口に出してるだけ。この二人のやりとりもなかなか楽しい。


シャーロック

Are you wearing lipstick? You weren’t wearing lipstick before.
(口紅を付けてる?さっきまで付けてなかったのに。)

モリー

I just ... refreshed it a bit.
(ちょっと…化粧直しをしただけ。)

メイクに気づいてくれたのを、モリーは純粋に喜んでます。ちょっとドヤ顔で話すモリーがかわいい。そして、勢いづいたモリーはそのままシャーロックをコーヒーに誘うも撃沈。口紅を落としてシャーロックの元に戻ると、

シャーロック

What happened to the lipstick?
(口紅はどうしたんだ?)

モリー

It ... wasn’t working for me.
(私には似合わなかったみたい…)

シャーロック

Really? I thought it was a big improvement - mouth’s too small now.
(そうかな。付けてた方が良かったと思うよ。君は口が小さすぎるから。)

(シーズン1-1 A Study In Pink「ピンク色の研究」より)


確かにモリーの口って薄くて小さいんですよね。それをズバッと本人に言っちゃうんだもんね。

次はモリーが、最近できたジムという彼をシャーロックに紹介する場面。すごい嬉しそうに、紹介してます。「ヘイ、ジム!来て来て!ジム、こちらシャーロックよ。シャーロック、こちらがジム!彼は病院のITの部署で働いてるのよ!」って。シャーロックが顔を上げてジムを見るやいなや一言。「ゲイ」。

で、その彼が出て行った後の会話がこちらです。

モリー

What do you mean, gay? We’re together.(ゲイってどういうこと?私たち付き合ってるのよ。)

シャーロック

And domestic bliss must suit you, Molly. You’ve put on three pounds since I last saw you.
(二人の関係はさぞ心地良いんだろうな、モリー。前回君を見たときより、3ポンド太ったからね。)

モリー

Two and a half!
(2ポンド半よ!)

(シーズン1-3 The Great Game「大いなるゲーム」より)

シャーロックにとことん相手にされない、鑑識官フィリップ・アンダーソンへの暴言

忘れちゃいけないのが、スコットランドヤードの鑑識官アンダーソン。彼とシャーロックは犬猿の仲。よって、シャーロックの暴言もここに極まれりです。さあ、行ってみましょう!

ジョンやスコットランドヤードの面々がいる場で推理を組み立てているシャーロック。

シャーロック

Shut up! Everybody shut up, I’m thinking, don’t move, don’t breathe, Anderson, face the other way, you’re putting me off!
(黙れ!みんな黙るんだ!僕が考えてるんだ。動くな、息をするな、アンダーソン、お前は向こうを向け、気が散る!)

(シーズン1-1 A Study In Pink「ピンク色の研究」より)


...この言われよう。

そして、シャーロックによって、事件被害者のメールアカウントへの侵入が可能になると…

アンダーソン

So we can read her emails - so what?
(これで彼女のメールが読めるようになったが、だから何だ?)

シャーロック

Don’t talk out loud, Anderson, you lower the IQ of the whole street.
(喋るな、アンダーソン、お前のせいで街中のIQが下がる。)

(シーズン1-1 A Study In Pink「ピンク色の研究」より)


でも、アンダーソンって、もともと密かにシャーロックに憧れていたんじゃないかな、と思うんですよね。でも冷たくされるから、ムキになっちゃう。この後、ある事をきっかけに熱烈なシャーロキアンになっちゃいますからね、彼。

原典とのリンクが嬉しい!シャーロックのセリフ

暴言ではないのですが、シャーロックのセリフといえば、これを外すわけにはいきません。

ファーストシーズンの始まりとも言えるこのセリフ。事件発生の知らせを受けて捜査に繰り出す際の、下宿先の大家ハドソン夫人とシャーロックのやりとり。シャーロキアンが「フォーウ!!」ってなったであろう、このセリフで締めようと思います。


ハドソン夫人

Look at you, all happy. It’s not decent.
(あらまぁ、そんなに喜んじゃって。不謹慎よ。)

シャーロック

Who cares about decent. The game, Mrs. Hudson, is on!
(そんなことどうでもいいんですよ!ハドソンさん、ゲームが始まったんです!)

(シーズン1-1 A Study In Pink「ピンク色の研究」より)


原作では、The game is afoot(獲物「game」が動き出した)ですね。

(アーサーコナンドイル「アビー荘園」より)

こういう原典とのリンクが心をくすぐるんですよね。各タイトルや事件の内容と原典とのリンクも楽しめるドラマ、『シャーロック』。

シーズン4で完結かと思われていたのですが、シャーロックの兄マイクロフトを演じ、さらに脚本を担当するマーク・ゲイテスによると、「シャーロックのドラマシリーズは長く続けたいと思っている」とのこと!新しいシーズンに期待しましょう!

『シャーロック』が好きなあなたに読んでほしい!

英『シャーロック』ファンにこそ観てほしいのです!米『エレメンタリー』の人間ドラマがすごいんです!

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