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ドラマ『シリコンバレー』シーズン6あらすじ・感想/"新しいインターネット"はローンチなるか?

シリコンバレー6

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ついに今年、最終シーズンが日本で配信されたHBOドラマ『シリコンバレー』シーズン6。

現地では2019年に配信されていたのに随分待たされましたが、やっと見られました。

シーズン6では数百人規模の企業に成長したパイドパイパー社ですが、リチャードたちは相変わらずトラブル続き。

そうじゃなきゃ面白くないんだけど、いいかげんリチャードたちには長続きする成功体験をしてほしい!と切に願いながら完走した最終シーズンでした。

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ドラマ『シリコンバレー』シーズン5のネタバレあらすじ

シリコンバレー5

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(以下、シーズン5のネタバレしていますのでご注意ください。)

前シーズンから随分時間が経ってしまったので、まずはシーズン5をざっくり振り返り。

ピザデリバリーのスライスライン社を買収したことで、リチャードは一気に50人の社員を抱えることになります。

チアン・ヤンは、なんと中国でパイドパイパー社を設立。リチャードのコードを一部書き直し、新しいシステムを開発します。

ベンチャーキャピタル(VC)に頼らない経営を目指し、ギルフォイルが仮想通貨パイパーコインを作ることを提案。モニカもローリーの元を離れ、パイドパイパー社の仲間に。

リチャードたちが開発した新しいインターネット、"パイパーネット"がついに公開されますが、ユーザー数が伸び悩みます。

仮想通貨パイパーコインの価値も上がらず、窮地に陥るリチャードたち。その窮状を見たエンジニアたちが次々とパイドパイパー社を去って行きます。

しかし、ある時、"パイパーネット"のユーザー数が急増します。浮かれるリチャードたちでしたが、ギルフォイルがユーザーを調べてみると、急増したのはローリーが買収した中国の工場で生産されていたスマホからのアクセスでした。

ローリーたちにパイパーネットを乗っ取られてしまうのを阻止するため、リチャードはギャビンの協力を仰ごうと彼の元を訪れます。

しかしギャビンはリチャードに協力するふりをし、フーリー社がパイパーネットを乗っ取るように画策。勝利を確信するギャビンですが、ギリギリのところで、一気にパイドパイパー社のユーザー数が激増します。

ギルフォイルたちがゲーム開発者のコリンに頼み、8万人のユーザーを持つゲームにパイパーネットを組み込んでもらったのです。

パイパーコインの価格も上がり、リチャードたちはパイパーネットの乗っ取りを防ぐことに成功しました。

ドラマ『シリコンバレー』シーズン6あらすじ(ネタバレなし)

シリコンバレー6リチャード

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(*ネタバレありの感想は後半にあるのでご注意ください)

ドラマ『シリコンバレー』シーズン6は、米議会の公聴会に出席したリチャードのスピーチで幕を開けます。

公聴会のテーマはユーザーの個人情報の扱いについて。

リチャードは「大手IT企業にユーザーデータを監視させないなんてできるわけがない。だから、僕たちには、大手企業ではなくユーザー自身が情報を制御する新しいインターネットが必要なのだ!」と述べます。

スピーチの興奮冷めやらぬまま帰社したリチャードでしたが、パイドパイパー内でユーザーデータを不正に収集している人物がいることを知らされることに(しかも当事者から)。

その不正に対処するため更なる出資者を得ようと、チャリティーパーティーに参加するリチャード。

パーティーで出会った投資家から多額の融資のオファーがありましたが、リチャードはある理由で断ってしまいます。

この融資を断ったことで、後々リチャードたちは窮地に立たされることに。

シーズン6が個人情報の取り扱いについての公聴会から始まるように、今回のシーズンは"企業倫理"が大きなテーマになっていました。

会社の利益を追求するか、利益を犠牲にして倫理感に従うか。

リチャードたちは究極の選択を迫られることになります。

ドラマ『シリコンバレー』シーズン6ネタバレありのあらすじと感想

ユーザーデータの不正収集が発覚!

議会内でも感動と共感を呼んだリチャードのスピーチ。

大手IT企業に個人情報を収集させてたまるか!ユーザーの、ユーザーによる、ユーザーのための、"新しいインターネット"が必要なんだ!

と、リンカーン元大統領の名スピーチまで引用して訴えます。

しかしその後すぐに発覚したのは、ゲーム開発者コリンの不正。コリンはゲームユーザーの情報を集めていたのです。

シーズン5で、コリンのゲームユーザーにパイパーネットを導入しているため、パイパーネットが個人情報を集めていることに…

それは、公聴会でリチャードが言っていたことと相反する事実。不正が許せないリチャードはコリンを解雇しようとしますが、今やコリンのゲームが社の稼ぎ頭となっているために周りからは反対されてしまいます。

それでも、リチャードはジャレッドに協力してもらい、盗聴データを使ってコリンを追い詰めようとしますが失敗。

ここでまずかったのは、"盗聴データの利用"という不正行為をジャレッドに強要したことだったんですよね。

良心の呵責から、ジャレッドがリチャードの元を離れるきっかけとなってしまいます。

極悪独裁者の汚れたお金

コリンを追い出すためには新たな資金源が必要。出資者を探すためチャリティーパーティーに参加したリチャードは、チリの投資家、マキシモに声をかけられます。

以前から何度か融資の提案をしているが、ジャレッドに断られ続けている、とマキシモは言います。

翌日、出社したリチャードはモニカに、マキシモに融資をお願いしたことを伝えます。

呆れた様子のモニカから聞かされたのは、マキシモの正体。

マキシモの祖父は、拷問や虐殺を繰り返したピノチェトの元で秘密警察を仕切っていた極悪人だったのです。

巨額の融資額に一瞬グラつくリチャードでしたが、多くのチリ国民の犠牲のもとに築かれたマキシモのお金を受け取ることはありませんでした。

もしここで融資を受けていたら、大変なことになっていましたよね。

個人情報の不正収集を強要されていただろうし、実際、マキシモと組んだローリーは最終的に刑務所にいたし…

パイパーネットはモンスター?

シリコンバレー6パイドパイパー

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最終話でリチャードたちは、身を裂かれるような辛い決断を下します。

いよいよ完成したパイパーネットをローンチする、というタイミングで、リチャードが気付いたのは恐ろしい事実。

パイパーネットはあまりに強力で優秀すぎたため、組み込まれたAIが学習を続けながら、ネット上の暗号化ファイルを次々と解読してしまう危険性があるというのです。

パイパーネットを悪用すれば、銀行の金庫や核爆弾のスイッチすらも解除できてしまうかもしれない。ギルフォイルはパイパーネットをモンスターと呼びました。

リチャードは、ローンチ前にパイパーネットを葬り去るという、苦渋の決断をします。

最終話で見たスタートアップのリアル

スタートアップが企業活動を持続していくのは至難の業でとてつもないパワーがいるだろうし、何十億ドル、何百億ドルという資金調達をしていながら数年で潰れることなんてざらにあるそうです。

最後の最後で、そんなリアルを突き付けられたのは、騒動から10年後の再会のシーン。

元アーリックの家に集まる元パイドパイパーの面々。

現在その家に住む、起業を目指す大学生は、パイドパイパーのことも、あんなに世間を騒がせたパイパーネットのことも、あのネズミ騒動のことも、何一つ知らなかったっていう…。

…諸行無常。それにしてもほんと、どのシーズンも際どい笑いが最高で、ハマりにハマったドラマでした。

『シリコンバレー』シーズン6はどこで配信されている?

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