コメディー 海外ドラマ

巨大メディア企業のお家騒動が白熱!王座を奪うのは誰?/海外ドラマ『サクセッション(キング・オブ・メディ)(メディア王)』あらすじ感想

投稿日:

Amazonプライム・ビデオで配信されている"継承"というタイトルのこのドラマ、1話目からばっちり引き込まれてしまいました。

原題のサクセッション(succession)は継承、という意味なんですがあまり馴染みのない単語だからなのか、日本では『キング・オブ・メディア』とか『メディア王』とかの邦題がついています。

このドラマ、言ってしまえば金持ちのゴタゴタを見てるだけなのに、なんでこんなに面白いんでしょう。

いや、金持ちのゴタゴタだから面白いのか。

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』は、アメリカメディア界を牛耳るロイ家のお家騒動を皮肉たっぷりに描いた物語です。

↓『サクセッション(キング・オブ・メディア)』シーズン1はAmazonプライムビデオで配信中です。(20年1月現在)

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』シーズン1のあらすじ

巨大メディア企業社長のローガン・ロイの80歳の誕生日。ローガンの引退と、次男ケンダルの社長就任の日になるはずでした。

しかしローガンが急に引退を撤回したことから、ロイ家には様々な思惑が渦巻き始めます。

引退を撤回したまさにその日、ローガンが突然倒れます。ローガンが目を覚まさない内に、CEOの交代を強制的に行おうとするケンダルですが…

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』登場人物/キャスト

ローガン・ロイ (ブライアン・コックス)

アメリカの巨大メディア企業ウェイスター・ロイコの創設者。次男のケンダルに社長の座を譲るという約束を反故にする。傲慢な老人。

コナー・ロイ(アラン・ラック)

ロイ家の長男。父親の仕事には関わらず、農場で生活している。若い娼婦を恋人にしている。平和主義者を気取りつつ、実はプライドが高くて攻撃的。

ケンダル・ロイ(ジェレミー・ストロング)

ロイ家の次男。父親の会社で役員を務める。父親のローガンと世代交代をしてCEOに就任するはずだった。妻とは別居中で二人の子供がいる。

ローマン・ロイ(キーラン・カルキン)

ロイ家の三男。父親の会社で役員を務める。発言や行動が幼く、何事にも無責任。ケンダルにライバル意識を持っているよう。

シヴ(シヴォーン)・ロイ(サラ・スヌーク)

ロイ家の末っ子で長女。政界で仕事をしている。後に大統領選に出馬する政治家ギル・イーヴィスを支援するようになる。婚約者のトムは、父親の会社に勤めている。

トム・ワムズガング(マシュー・マクファディン)

シヴの婚約者。ローガンの会社で働いている。ロイ家に現れたローガンの親族であるグレッグを部下に雇い、ストレスの捌け口にしたりスケープ・ゴートにしたりする。

グレッグ・ハーシュ(ニコラス・ブラウン)

ローガンの兄ユーアンの孫。ローガンから仕事をもらえ、と母親からアドバイスされ、ロイ家を訪れる。トムの部下としてローガンの会社で働くことに。

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』感想

王を追い落とすのは誰?

老いてもなお権力に固執するウェイスター・ロイコ社の"王"、ローガン。

ローガンは子供たちを全く信用していません。"王"は自分にしか務まらないと思っているんですね。

こういう人って、何が幸せなんだろうなって考えちゃいますよね。

高く積み上げた積み木が崩れないようにするためだけに生きているような。

積み上げていくときの高揚感なんてもうとっくになくなっているのに。ローガンを見ているとつくづく物悲しい気持ちになるんですよ、私。

ローガンの周りには、彼を出し抜こうと画策する人だらけです。

例えばローガンの次男ケンダルは、CEOの座を譲るという約束を反故にされましたが、すぐに次の手を打とうと奔走します。

三男のローマンも兄へのライバル心からなのか、密かに王の座を狙います。

また、ケンダルが買収したネット企業のCEOも何か企んでいそうだし、ロイコ社に資金提供した投資家の動きも怪しいし…。

一体誰がこの積み木の城を乗っ取り、王を追い落とすのか。

今後どんな策略が展開されるのか興味深いところですよね。

曲者揃いのロイ家の兄弟

大富豪のロイ家に生まれた四人の子供たち。良くも悪くも父親ローガンの影響を大きく受けています。

ケンダルの人生の目的は"父親に認められること"になっちゃってるし、ローマンは無責任で大人になりきれない構ってちゃんだし。

ケンダルの報われなさって異常なんですよ。確かに弱気なところはあるけれど、やることなすこと裏目に出る。仮にも次期CEOなのに、父親にも兄弟にも軽々しく扱われて…。

ローガンは結局、息子に自分を超えられたくないんだろうな。シーズン1後半でローガンがケンダルに見せたアメとムチにはゾッとしました。

ケンダルやローマンと違い、一見穏やかで無害に見える長男のコナー。この人ね、多分一番相手にしたくないヤバい人ですよ。

プライドを傷つけられたときのコナーのキレ方にはヒヤッとしましたよ。あれはね、完全に危ない人のキレ方。急にスイッチ入るやつ。怖い。

今のところ長女のシヴは自分勝手な部分があるだけで、比較的まとも。でも、「新しい夫婦の形」とかワケわかんないこと言い出しちゃっているので、トムとの平穏な関係がこのまま続くかは疑問ですね。

セレブの裏側を垣間見る面白さ

一時期、セレブの生活に密着したリアリティー・ショーが流行ったじゃないですか。華やかなセレブたちが見せる愚かさを下々の私たちが見て、嫌悪感とともにこっそり安堵するやつ。

私たちは人の愚かさに惹かれるんでしょうね。なんかこんなこと書くと皮肉めいた感じになっちゃうけど、『サクセッション』の面白さの根底にあるのはまさにそれ。

ボケ始めているローガンが意地になって権力の座にしがみついている様子とか、ケンダルが父親を倒そうといきり立っているのにいざとなるとビビっちゃう様子とか、シリアスなのに滑稽で面白くて、見るのをやめられないのですよ。

HBO作品にハズレなし(残念賞はある)

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』はアメリカの老舗ケーブル局HBOが制作しています。「HBO作品にハズレなし」という言葉が(私の脳内限定で)あるんですけども、まさにその通り。

キャストに華があるわけでも、テーマに新規性があるわけでもないのに、ここまで面白く作ってしまうとはさすが。『サクセッション(キング・オブ・メディア)』は、HBOの格の違いを見せつけられたドラマでした。

↓『サクセッション(キング・オブ・メディア)』シーズン1はAmazonプライムビデオで配信中です。(20年1月現在)

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』シーズン2がゴールデングローブ賞で二部門受賞!

『サクセッション(キング・オブ・メディア)』シーズン2は、2020年ゴールデングローブ賞で、TVシリーズ ドラマ部門において、作品賞、男優賞(ローガン役のブライアン・コックス)の計2部門受賞しました。

シーズン2はスターチャンネルEXで配信中です。

↓Amazonプライムに登録後、スタチャンEXのチャンネル登録ができます。(無料期間あり)

スタチャンEXの登録方法はこちらの記事で解説しています。

話題の海外ドラマや映画がいち早く観る方法はこれ。Amazonプライムビデオ『スターチャンネルEX』の内容や登録方法を紹介。

私も登録している『スターチャンネルEX』について、登録方法や料金、配信中の作品などを紹介します。 私がスターチャンネルEXに登録したのは『トゥルー・ディテクティブ』シーズン3を観るため。 しかし、いつ ...

関連キーワード

-コメディー, 海外ドラマ
-

Copyright© ミステリープール , 2020 All Rights Reserved.